本記事ではそれらの疑問を分かりやすく解決します。
しかし、転職先を伝えてしまったことで、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。転職先を言わなくても良いのか、転職先を聞かれた時の回答や答え方を紹介したいと思います。
MRを退職する時に転職先を伝えない?パターン別解説
結論:基本的には退職先を伝える必要はなく、もし言うとしても絶対に転職先に入社してからにしましょう(←超重要)。
それは何故か・・・転職を妨害される可能性があるからです(大げさではなく本当です)。知り合いに引継ぎもせずに有給全消化という良い辞め方をしなかった人が転職先を漏らし、そのことを誰かが転職先に告げ口をする事で内定取り消しになったことがありました。こういった事を防ぐためにも簡単に伝えない事がとても重要です。
また、経験上めちゃくちゃ親しい人だけには『ここだけの話』と伝えても辞めた後で漏れてしまう事はよくある事です。MRは基本的に噂好きなのでここだけの話は全く通用しません。ここだけの話の連鎖で全員が知る事になります。
では『基本的』に伝える必要はないと記載しましたが、ケースバイケースで理由も含めて考えてみましょう。以下の三つのパターンがあります。
- MRからMRに転職する場合
- MRから製薬他業種に転職する場合
- MRから異業種に転職する
ざっくり以上のパターン別に考えてみます。
MRからMRに転職する場合
MRからMRに転職する場合は、冒頭に記載の通り基本的には退職先を伝える必要はなく、もし言うとしても絶対に転職先に入社してからにしましょう
ではこのパターンでも退職後に連絡とる人がいるなら教えてもいいかなというパターンは以下の通り
- 転職前の会社が転職先の会社とあまり関係がない事(コプロモーション先とか競合先とかだとすぐばれる)
- 転職前のエリアと転職後のエリアが違う事(同じエリア回ってたらすぐ分かります)
極論を言えば、そんなの全然気にしないっていう人は言っても良いのですが、言うとしても
MRから製薬他業種に転職する場合
MRから製薬他業種に転職する場合に、退職先を他の人に伝えるかどうかは結構迷うところです。
筆者もMRからMSLに転職しましたが、MRの時と領域や面会する先生の属性が異なるので基本的には元同僚と顔を合わす機会はありません。
ただし、課長や支店長クラスの人となると別の製薬会社やMRなどに繋がりがあったりするものなので、うかつに喋ると間接的に相手先に伝わる可能性もあります。
転職先を伝える事で何か起きる可能性があるかもしれない。トラブルは避けたいと思っている人はやはり言わないでおくのがよいでしょう。
MRから異業種に転職する
MRから異業種に転職する場合は退職を伝えても良いかなという前向きな気持ちになれるパターンです。他のケースに比べるとMRとは縁の遠い会社に行く事になるので、過去の人と繋がりを持っておきたい場合はぜひ伝えてみて下さい。仲が良かった人から飲み会のお誘いなど、退職後に関係が継続する事もあります。
ただし、しつこいようですが仲の良い人でも転職を伝えるのは転職先に入社した後にしましょう。
生保とかの営業社員であれば積極的に同僚や医師に伝えて仕事に繋げている人もいるくらいですから、もちろん人それぞれですが異業種転職についてはあまり気にしていない人も多そうです。
MRから異業種転職についてはよっぽど酷い辞め方をしない限りは、転職後あまり問題はないでしょう。
MRが退職の時に転職先を聞かれた場合は?
送別会などがあるとその際に、「次は何するの?」「次の会社は決まった?」と言われる事が大半なので、どう答えるか先に考えていた方が良いです。
筆者の場合は、何を聞かれても具体的な会社名はおろか、どういった会社かもはっきりは言わずに、『今と似たような仕事』『今度は大手に転職です』『選考の事もあってまだ言えないんです』『具体的には決まっていない』といったように答えていました。
基本的には抽象的な答えをするのがおすすめです。一番おすすめなのは『今は選考中で分からないですハハハ』という感じで答える事です。そうするとこういったところを転職先に選んでるといった会話になったとしても、どうとでもなるからです。
それが上司でも仲が良かったMRでも、可愛い女の子でも、いつも会っているお世話になっているMRさんでも同様です。
まとめ
MRが退職する時に転職先を言いたくない時の対処法と答え方について解説しました。本記事のポイント