MRの転職

MR在職中の転職活動で「いつから働けますか」のおすすめ回答例

「MR在職中の転職活動をすると入社時期はどうすればよい?」」「有給休暇を消化して退職出来る?」「いつから働けるか聞かれたらどうしよう」「借上げ社宅はどうなるの?」といった疑問はありませんか?

筆者もMR在職中に転職でふと気になったのは『いつから次の会社に入社して、いつから働きべきなんだろう?』でした。

そんな筆者が体験談も含めて読者の悩みを分かりやすく紹介、MR在職中の入社日に関してのオススメ回答例を紹介しました!も紹介します!

★この記事で分かる事★
  • MR転職で『いつから働けますか』へ回答する準備が出来る
  • MR転職の面接で入社時期を明確に出来る

面接で「いつから働けますか?」と質問されるのは何故?

転職面接では、入社時期について聞かれることもあります。それでは転職面接で「いつから働けますか?」と質問されるのは何故なのでしょうか?

実は採用側は明確な意思があって質問しています。

  • 自社に来てくれるかの意思確認
  • 動いているプロジェクトや仕事との調整確認を出来ればしたい
  • 入社タイミングで採用可否を決めたい(人材不足かつ応募過多で切羽詰まっている場合)

ざっくり以上のような確認を取りたい現場サイドの意思がくみ取れます。自分が採用する立場になったと仮定してみると良く分かります。

しろくま
入社タイミングで採用の可否が100%決まるわけではありませんが、あまりにも入社タイミングが遅い場合には他者と比較して落とされる事もあるので気をつけましょう。

MR在職中に転職先にいつ働くかの交渉は可能か

MR在職中でも転職先への入社時期(いつから働くか)交渉は出来るところがほとんどです。

入社交渉についてのポイントはざっくり以下の通りです。

  • 転職先の入社時期の交渉は可能
  • 一般的な入社時期の調整は1-3ヶ月(45日以内が理想)
  • (あまりにも)入社時期がずれると不採用になる場合もある

特に在職中の転職活動ですと、就業規則や引き継ぎなどの関係で入社までに時間が必要な点は転職先も承知しています。

そのため、交渉した入社時期を尊重してもらえることがほとんどです。しかし、希望を尊重してもらえるのは、あくまで常識の範囲内での期間です。

また、企業によっては求人票の時点で入社時期を明確に指定していることも。この場合、その求人に応募している時点で指定時期での入社が可能であると判断される可能性があります。十分に気を付けましょう。

応募時点で企業の指定時期に入社できないことがわかっており、それでも入社意欲が高いのであれば、選考の早い段階で調整できるかを交渉してみましょう(まずは転職エージェントに確認するのが良い)。

しろくま
MRの転職でよく気になるのが『有給消化したい』といった事かと思いますが、それらは次で解説していきます。

パターン別!MR在職中の転職活動で「いつから働けますか」と聞かれた時の回答

在職中の転職面接で「いつから働けますか?」と質問された場合、基本的には以下の点に気を付けて回答しましょう

  • 入社可能日を具体的に説明
  • 理由を合わせて伝える
  • 入社への意欲相手に理解してもらう

ざっくり以上の通りです。ただし、それぞれの状況に合わせて回答も変える必要があるのでパターン別に考えておきましょう。

MR在職中の転職活動で「いつから働けますか」と聞かれた時に想定しておきたいパターンはざっくり以下通りです。

  • 出来れば有給消化をしたい
  • 出社可能日を内定から1カ月後にしたい
  • 出社可能日を内定から2カ月後にしたい
  • 出社可能日を内定から3カ月後にしたい
  • 出社可能日を内定から半年にしたい
  • 転職後に引っ越しが伴う
  • 正社員ではなくバイトの場合
  • NGな回答例

このパターン別に回答例を見ていきましょう。

有給消化をしたい

内定が出たら出来れば貯まった有給消化をしたいというMRは多いと思います。有給消化は『現職の仕事の状況』と『転職先の採用状況』の2点が絡んで来る事に注意しましょう。

特に2次~3次面接では「いつから働けますか」という質問をされる可能性があるので面接の前に以下の内容をしっかり把握しておきましょう。

  • 内定が出そうなタイミングがいつになるか?
  • 退職を伝えるタイミングと現職の退職に必要な日数は?
  • 有給の日数はどれくらい残っているか?

例えば、1週間後に内定が出てその1週間後には先方と雇用締結し、3日後に退職届け出す。就業規則で退職届を出した1カ月後に退職となるので、その間に有給を消化する、という事になります。

上記の合計期間は約47日(実働日でいうと35日前後)なので、引継ぎなどの日数を差し引いても十分期間はありませんか?退職日の前に連続して有給が消化するのが理想ですが、それができなくてもちょっとずつ有給を取るのも選択肢としては十分ありなのです。

内定が出たら有給消化をしつつも(例で言えば)45日後くらいに入社する事は可能なのです。ただし、先方との雇用締結のタイミングは先方の都合でずれる事も良くあるので注意しましょう。

例えば、内定1カ月後に入社となると実働期間は大体20日前後になるのでかなり有給消化をするのは難しくなることが分かります。

しろくま
筆者のMR転職の場合、同じ時期に他に入社希望者がおり、研修のタイミングを合わせるため可能なら1カ月半(45日)後に来てと言われた事があります。それでもほぼ全て有給消化をすることができました!

出社可能日を内定から2~3カ月後にしたい

出社可能日を内定から2~3カ月後にしたいと思っている人は多いと思います。

前述でご説明したとおり、転職の入社時期は企業によって1カ月〜3カ月待ってくれる事が多く、特にMRに限らず在職中の方が転職する際は約2カ月かかることは想定内とされているようです。なぜなら、現職との退職交渉や引継ぎ対応、有休消化など時間を要する項目が多いと把握しているから。

出社可能日を内定から2~3カ月後にしたいと大体想像がついている方は『有給消化をしたい』で説明したような方法で、『入社日を具体化』しましょう。何日が必要なのか?どういうステップがあるのか、絶対に先に確認をしてください。

「1カ月から2カ月の間くらいです」といったような曖昧な答えや「有給消化をしたいから3ヶ月くらい欲しい」といったような自己都合感を前面に出すのはやめましょう。

ある程度の入社希望日を決めつつ、なぜその時期にしか入社できないのかという妥当な理由を準備しましょう。

>>参考:内定後、入社日まで1〜2ヶ月欲しいと願い出るのは変ですか?

出社可能日を内定から半年後にしたい

出社可能日を内定から半年後にしたいという事情がある方もいらっしゃると思います。しかし、そんな甘い考えを持つのは絶対にやめておきましょう。

半年後に入社出来る会社は最初からそれを想定している(求人の時点で出している)事がほとんどなので、よっぽどの重要ポジションかつ最高に優秀でない限りはやめておいた方が良いです。

出社可能日は前述の通り、45日以内くらいにしておいた方が無難です。

引っ越しが伴う場合

引っ越しが伴う場合ですが、結論から言うと引っ越しを中心に入社日を考えるのは良くないです。最悪次の家が見つからなくても現職で借りたところを交渉でそのまま貸し続けて貰うとか、1か月2ヶ月限定で伸ばして貰える可能性があるからです。

また、MRからMRに転職する場合は借上げ社宅の場合はほとんどと思いますので『いつから働けますか』と聞かれた場合は、引っ越し日などによるですが引っ越しはどのようにすればよいでしょうか?と企業に確認しましょう。具体的な手順を教えてくれるのでしょう。

【筆者体験談】

筆者は転職と同時に家を購入した事があり、調整がかなり大変でした。転職した直後はローンが出来なくなってしまうので、先に家を決めてから頭金を払ったくらいのタイミングで転勤先を決めたという流れでした。

ただし、引っ越し先の家主が別の家を見つけるのが遅くなった関係で、入社日と引っ越し日が同時だったというなんともきつい状況になりました。入社したあとは研修を受けながら毎日荷ほどきと家具の組立に明け暮れた記憶があります。。。

ここまでいくと極端かもしれませんが、転職直後はローンが組めないので、家を購入される方は注意しましょう。

家族の介護、子供の保育園、病気について心配がある

MRに限らず一般的に転職で結構大変なのが『家族』『両親』『子供』『病気』に関わる事ですよね。家族が病気で臥せっていて、両親の介護をどうしても両立したい、(引っ越しもがあり)保育園に入るタイミングが難しい、持病の説明がしたい。などなど個人に関連する例を挙げるときりがありません。

家族の介護や子どもの保育園・保育所への入所、通院など、やむを得ない事情がある場合は、考慮してもらえるのでその旨を正直に伝えましょう

ただし、まずは転職エージェントを含めて早めの相談をした方が良いです。必ず『いつ働けますか』と聞かれる前にある程度回答を用意しておきましょう。

>>参考:仕事を辞めたら保育園は退園になる?退職・転職したら必要な手続きと提出書類

NGな回答例、具体的に決まっていない場合

NGな回答例は、自社に来てくれるかの意思確認などに反する内容がそれにあたります。

  • 「医師の引継ぎなどがあるので、なんともいえません」
  • 「他社の選考状況次第なので分かりません」
  • 「有給をとってのんびりしたいので、数カ月先の入社を希望します」

「いつから働けますか?」と質問する企業は、「入社可能日が曖昧な人」「自己都合で先延ばしする人」「あまりにも先の入社となる人」の採用は避けたいと考えているケースがほとんどです。

しろくま
現時点で回答が無い場合は、まずNGな回答例を絶対に言わないようにし、その上でどうこたえるべきがパターン別に考えておきましょう。

MR転職活動の入社日に関連する疑問点

特にMRが在職中に転職する際の上記パターン別解説以外の疑問点を以下で記載します。

引継ぎはどうしたら良いのか?

結論から言うと、基本的には業務なのでやった方が良いのですが、引継ぎは絶対に必要なわけではありません。

MRは顧客を100ぐらいから多くて300くらい抱えているケースもあるので、ちゃんと引継ぎしようと思うと大変です。基本的には就業規則で確認が必要ですが、やむえない場合、引継ぎを許可しているところも多いと思います。

また、後任がすぐくれば問題ないのですが、有給休暇消化までなどに後任が来ない場合は引継ぎ書類を用意するでオッケーです

また、転職先によって引継ぎするかどうかは使い分けた方が良いでしょう。

  • MRからMRに転職する場合→その後も縁がある可能性があるので、可能であれば面談などでの引継ぎはやったほうが良い
  • MRから製薬多業種に転職する場合→絶対ではないが、気になるならやった方が良い
  • MRから異業種に転職→最悪面談引継ぎは無くてもオッケー(良心次第

といった感じです、

しろくま
筆者の場合は後任が間に合わず、重要なKOLに関しては単独面会して事情を伝えて、あとは書類に記載して有給消化に入りました!

面接時に『いつから働けますか』という質問がないは不採用になる?

面接時に『いつから働けますか』という質問を想定していても、実際にその質問がない場合もあり得ます。

いつから就業できるかは採用の意思確認する段階の2次面接くらいから確認を取る企業が多いですが、最終まで引っ張るケースも十分ありますし、まずは自分がどの地点にいるのか振り返ってください。

転職エージェントを使っている方は転職エージェントを通じて確認するのが一番良いです。

「MR在職中の転職活動をすると入社時期はどうすればよい?」」「有給休暇を消化して退職出来る?」「いつから働けるか聞かれたらどうしよう」「借上げ社宅はどうなるの?」といった疑問はありませんか?

といった疑問に体験談も含めて読者の悩みを分かりやすく紹介&MR在職中の入社日に関してのオススメ回答例を紹介しました!

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  • MR転職で『いつから働けますか』へ回答する準備が出来る
  • MR転職の面接で入社時期を明確に出来る

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