本記事ではそれらの疑問を分かりやすく解決します。
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MR転職の二次面接の目的・特徴
端的に言えばMR転職における二次面接は入社適正をしっかりチェックする段階です。
MR二次面接のざっくりな目的・特徴は以下の通りです。
- 自社が求めている人物像とのマッチしているか?
- 志望動機が明確か?
- 企業理解できているか?
以上のような項目をチェックする段階です。
上記の内容は面接によっては一次で確認する場合もありますが、多くの場合は一次面接をリンクさせながらより「深い」話をする事になります。
人事のみが面接官の事もありますが、希望部署(MRでいうと支店長など)の役職の人が面接に入ってきますので一次とは印象が変わる事がほとんとです。
MR転職の二次面接の合格率
MRを含めて一般的に2次面接の合格率は約20%-50%程度であると言われています。企業の面接の多くは「一次面接」「二次面接」「最終面接」の3段階に分かれており、それぞれの目的と特徴・合格率は以下の通りです。
- 一次面接(主に人事)
合格率:20-40%・・・振るいにかけたい
目的:不採用にするか判断
特徴:第一印象、論理的思考、コミュ力を見る - 二次面接(主に現場の人:部長クラスなど)
合格率:20-50%・・・原石を見つけたい
目的:会社に合うか判断
特徴:求める人物像とのマッチ、企業理解、志望動機の明確性 - 最終面接(重役クラス:社長、副社長、支店長など)
合格率:50%程度・・・一緒に働けるか判断したい
目的:内定を出すかの最終判断
特徴:志望度の高さ、一緒に働けるか、他者と比較する最終ライン
以上のようになっています。
特に二次面接では一次面接よりも面接官が前向きな姿勢に変わっている事が分かります。
ただし、合格率は応募者やライバルの状況などで変化するので、合格率を鵜呑みにしない方が精神的には良いです。
MR転職の二次面接でよく聞かれる質問
MR転職の二次面接って何を聞かれるのかめちゃくちゃ不安ですよね?
しかし、MR転職の二次面接でよく聞かれる質問はおおよそ決まっています。前述のように
- 自社が求めている人物像とのマッチしているか?
- 志望動機が明確か?
- 企業理解できているか?
をチェックしてくる質問が多いです。
よく聞かれる内容は以下の通りです。
- 転職の理由
- 現職(前職)の(良い)実績
- (製薬)会社の志望理由
- 入社後のキャリアプラン
- 終業時の給与面などの希望条件
- 自己PR(長所/短所)
- 趣味特技
- 他社の選考状況
- 製薬業界/会社製品などの知識
- 仕事に関連するスキル面
上記の質問は頻出しますので絶対に押さえておきましょう。
二次面接終了
【聞かれた質問】
・転職活動の軸3つ挙げると
・弊社アプリ改善するにはどうしたらいい
・前職でやらかしたことは
・周りからどんな人って言われる?
・短所は
・前職で頑張ったことは
・最近気になってる技術は
・気になってるアプリは
・逆質問#駆け出しエンジニアと繋がりたい— yuya (@yutosa3) January 27, 2020
MR転職の二次面接での対策
MR転職の二次面接での対策として、ここに模範解答を書いてもいいのですが、書かれている事をそのまま答えても現実味が無く全くに役に立たないし、ぱっと出てこないのでどんな事を考えたらよいのかというざっくりの対策だけ記載します。
また記載方法として、前項「MR転職の二次面接でよく聞かれる質問」で記載した内容の横に補足する形で記載します。
- MR転職の理由・・・前向きな理由を答えると良い。人間関係が嫌だったらからなどネガティブは絶対ダメ。会社の志望理由と関連させると答えやすい。
- 現職(前職)の(良い)実績・・・実績の自慢ではなく、何故それを達成できたのか?どんな課題があってどういう工夫したのかのプロセスが大事。
- 会社の志望理由・・・他社じゃダメで、その会社なら良いと思える理由が適切。会社の特徴と絡めて使いまわしにならないように考えておく。
- 入社後のキャリアプラン・・・自身の現在の能力とその業界&会社の先輩(を仮定して)そのギャップを埋めるにはどうすべきか考えると良い。
- 終業時の給与面などの希望条件・・・(筆者の場合は)極端なキャリアチェンジ以外は自分から給与を下げて提示は×。エージェントと事前に決めた数字にする。
- 自己PR(長所/短所)・・・長所をどう仕事に活かせるか?活かしてきたか?短所をどうやって改善したか/するか?は絶対押さえておくポイント
- 趣味特技・・・趣味や特技を通じて仕事や人生に与えたポジティブな面をソフトに伝える。笑顔で話すのが吉。
- 他社の選考状況・・・正直に答えよう。ただし他が受かった場合どうするかは相手の気持ちになって答えるのが良い(正直じゃなくて可)。
- 業界/会社製品などの知識・・・関連資格が無くともそれにチャレンジしてる姿勢が大事。製品はホームページに載っている物の基本は抑えよう
- 仕事に関連するスキル面・・・キャリアプランを絡めて話すと良い。
対策を実際に立てていく方法としては、
- 上記の頻出する質問の傾向を把握する
- 質問に対して「自分の言葉」で回答をメモorエクセルなどで整理する
- メモした内容を必ず「口に出して」回答する練習をする
これは絶対やっておきましょう。
まず、自分の言葉で書かないと思い出せないですし、リアリティがありません。そして丸暗記だと緊張しているときはぱっと出てこないので、ざっくりどんな風に答えるか覚えておき、口に出して練習してみましょう。本番でも硬くならず答えらえるようになります。
また、MR転職において一次面接で聞かれた事、伝えた事はメモしておき、二次面接でも一貫性のある回答をしましょう。
そういえば面接で事前に聞かれる質問を転職サイトでめちゃくちゃ調べて、二次面接で聞かれる前に一次面接の逆質問に絡めて自分で言うとめちゃくちゃ通過率高かった笑
— Sora (@lay_ojkmt17_sky) December 6, 2022
その会社でどんな仕事が出来るかよく考える
MR転職の二次面接は前述のように適正をチェックしてくる段階になってきています。仕事の適正判断といっても様々ですが、転職が前提になるので、履歴書や職務履歴書から見て「即戦力」になってくれるか、あるいはある程度研修を実施すれば吸収してくれ仕事が回せそうか判断します。
圧迫系の面接だと『本当にうちでやっていけるの?』と聞かれる事もざらにあるのでしっかり心構えしておきましょう。
職務(履歴書)の掘り下げて自分質問する
前述の質問一覧以外のところだと職務(履歴書)の掘り下げは1次でも最終でも聞かれる事があり、対策が必要です。
- 事実ベースで聞かれる
- 何が出来ていたのか
- どんな努力しているのか
うそを書いていたり、盛っているとバレる可能性もありますので、正直に書いて正直に答えましょう。
可能であれば転職したい会社毎にオリジナルの回答を出来るようにしておいてください。
対策はエージェントなどを使った方が絶対良い
筆者は対策をかなりしっかりやっていた方ですが、最初は何も知りませんでした。
対策はエージェントさんから結構丁寧に教えて貰って、あとはブログなどを呼んでひたすら対策。
業界は知っていても転職の段取りはエージェントさんがやっぱり色々しっていて相談しやすいのでオススメです。
>>参考:MR在職中の転職活動で「いつから働けますか」のおすすめ回答例
(プレゼンあり)印象に残ったMR二次面接体験談
しろくま(筆者)の印象に残ったMRの二次面接体験談を紹介します。
正確に言うと2次だけではなく2次をやってから追加の2次面接(2.5次面接??)をやりましたので、それぞれを解説します。
二次面接
2次面接は
- 面談形式:web(Google meeting)
- 相手:人事と部長クラスの2名
- 面談時間:30分
以上のような形でスタート
- 転職の理由
- 現職(前職)の(良い)実績
- 会社の志望理由
- 入社後のキャリアプラン
- 終業時の給与面などの希望条件
- 自己PR(長所/短所)
- 趣味特技
- 他社の選考状況
- 業界/会社製品などの知識
- 仕事に関連するスキル面
- 逆質問
前述している質問ですが、これ全部聞かれました(笑)
しかしエージェントさんと結構一緒に対策出来たので、割とすんなり答えられました。
会社製品については対抗製品とどういう違いがあるかなど結構深く聞かれているので、みなさんお気を付けください。
また、筆者は当時MRで新しく受けたところもMRだったので疾患にもある程度詳しいため「プレゼンスキル」や「知識面」を強調したところ、じゃあプレゼンやろっかとなりました
〇〇の疾患に関連したプレゼンを一本の論文を元に30分やれと投げられただけで特にそれ以外のアドバイスは無しで準備期間は1週間でした。
次の項に続きます。
二次面接(追加)
追加の2次面接の概要です。
- 面談形式:web(Google meeting)
- 相手:部長クラスの1名
- 面談(プレゼン)時間:30分
- プレゼン内容:お題の論文の紹介
毎日ハードに仕事と育児をしながら30分のプレゼンを準備するのはまあまあ大変でした。
プレゼンが追加されたのは意外でしたが、選考過程が多い会社だとこういう事もあるので気を付けておきましょう。
論文をしっかり読んで
- どんな内容か端的に説明
- それぞれのFigを端的に説明
- 結果、ディスカッションやリミテーション
- 何が言えて、何が言えないのか?
を分かりやすく説明しました。
結果は合格でプレゼンについてはかなり褒められ、『実はこんな面接はやったことなかったんだごめんね』と言われました。君はMSLでも行けるんじゃない?とお墨付きまでもらえました。(実際その後MSLになりましたが、、
特殊なケースと思いますが、これ以外にもMRからMRに転職して、かつステップアップで給与を上げようと思うと高いハードルがあったりするので気を付けましょう。
まとめ
まとめは以下の通りです。